ヤマボウシ

Mike Russell/shutterstock.com

ヤマボウシは里山でよく見かける身近な落葉樹。5~7月にかけて咲く大型の花が、初夏の空に清々しく映えます。均整のとれた株立ち樹形でナチュラルガーデンにピッタリ。

花弁のように見えるのは葉が変化した総苞(そうほう)で、本来の花は中心にある緑の球形の部分です。

秋には赤い果実がなり、ジャムや果実酒に利用されます。※参考価格:700~2000円前後(4号ポット苗)

アオダモ

mssy/shutterstock.com

硬くしなやかな木質でバットの材料として知られるアオダモ。小さい葉や細い枝が軽やかで、スラリとした樹形が人気です。生長が遅く自然に形が整うので、剪定の手間が省けます。

4~5月に咲く白い花はフワフワしてスモークのよう。白っぽい木肌も清涼感がありオシャレです。※参考価格:1500~3000円前後(4号ポット苗)

まとめにかえて

暑い日に木陰に入るとホッとするように、木漏れ日の下で植物もイキイキと育ちます。春はみずみずしい緑が秋には鮮やかに紅葉する落葉樹。冬は暖かな日なたを作ってくれます。

シンボルツリーとなる落葉樹を庭に植えて、季節の流れを感じるナチュラルガーデンを楽しみませんか。