シンボルツリーとは、庭や玄関まわりに植えられた住まいのシンボルとなる木。庭のシンボルツリーには落葉樹がオススメです。
落葉樹は季節ごとに表情を変えて庭を彩るだけでなく、夏には木陰を作って強い日差しを遮る効果も。
今回は夏の庭を涼しげにするシンボルツリーとして、秋の紅葉もキレイなオススメの落葉樹を紹介します。
庭に木を植えるメリットとは?
景観に立体感を与える
草花が平面的に広がるのに対して、樹木は縦の空間を作り出し立体感を演出。庭の広い空間にフォーカルポイントとなる木があると、庭が引き締まった印象になります。
樹木は幹が1本の「1本立ち」と、株元から何本も幹が立ち上がる「株立ち」に分かれます。株立ちは幹が比較的細く、横に広がらずにスリムな樹形です。夏の庭を涼しそうに見せてくれるでしょう。
花の美しさを引き立てる
木は家の壁や塀などの人工物を隠して、野山のようにナチュラルな風景を作り出します。緑が多いと色とりどりの草花がより鮮やかに。
花は短いサイクルで開花しますが、木は生長がゆっくりで時間をかけて変化します。生育のテンポの違いが、花の美しさや、はかなさを引き立てるのに効果的です。