厚生年金の高額受給者は保険料をいくら納付しているのか
それでは肝心の、「厚生年金の高額受給者は保険料をいくら納付しているのか」についてです。
厚生年金は、納付した金額に応じて受給額が変わります。
単純に考えれば、高額を受給している人は標準報酬月額表の上位にいる人だと考えられます。
日本年金機構の「標準報酬月額表」をベースに、30段階目以上の年金保険料の負担額(会社と折半した後の金額)を見てみます。
- 30段目…5万3985円(標準報酬月額:59万円)
- 31段目…5万6730円(標準報酬月額:62万円)
- 32段目…5万9475円(標準報酬月額:65万円)
参考:日本年金機構「令和2年9月分(10月納付分)からの厚生年金保険料額表(令和4年度版)」
これによると、1番高い位置の32段目では、納付する保険料は5万9475円となっています。
この場合の標準報酬月額は65万円です。