2.3 信用情報に載っている主な内容は?

個人信用情報として、主に以下のような情報が集約されています。

2.4 気を付けたいのは「異動情報」

信用情報の中には、上記表にある通り「延滞」「保証履行」「強制解約」「破産」などのネガティブな内容も含まれます。これらは「事故情報」や「異動情報」と呼ばれ、CICの規定では「約定返済日より61日以上または3ヶ月以上支払いが延滞しているもの」と規定されています。

いわゆる「ブラックリストに載る」と言われるのは、こうした「異動情報」が登録されることを意味するのです。

個人の信用情報に異動情報が載り、延滞者として登録されると、ローンやクレジットカードの審査に通ることが難しくなるといえるでしょう。

2.5 「異動情報」はどのくらいの期間載っているのか?

異動情報は、一般的に「契約期間中および契約終了後5年以内」は登録されることとなっています。

また全国銀行個人信用情報センター(JBA)では、自己破産・個人再生など官報に載る情報については「その手続き開始決定を受けた日から10年を超えない期間」で登録されると定められています。

かなり長期にわたって影響が残ると考えるべきでしょう。

2.6 自分の信用情報を確認したいときは「信用情報開示請求」

自分の情報がどのように信用情報に登録されているのかを確認したいときは、各信用情報機関に「情報開示請求」ができます。

もし事実と異なる情報が登録されている場合、その情報を登録した加盟企業に問合せて調査・訂正を依頼することが可能です。