4. 制度を理解した老後設計を

定年退職後の生活については、「引退してのんびり働きたい」「バリバリ働きたい」など様々な理想があるでしょう。

現在の生き方と同じく、どんな老後であってもそれぞれが選んだ道を進むことが大切です。ただし、年金制度をはじめとしたあらゆる制度の理解は必須です。

今回ご紹介した在職老齢年金についても、制度を理解していなければ損をする可能性もあります。

同時に、理想とする老後を迎えられなかったパターンについても想定する必要があるでしょう。例えば働い続けるつもりをしていても、健康状態によってうまくいかないケースがあります。

自分が健康であっても、配偶者の介護により働けないことも十分考えられるでしょう。

こうしたことも想定し、貯蓄や資産運用、保険などで備えておくことも大切です。

この機会にしっかり計画を立ててみましょう。

参考資料

太田 彩子