今から10年以上前、「ゆとり世代」という言葉が流行しました。明確な定義はないものの、学習指導要領の改変が重なったこともあり、それ以前に教育を受けた「詰め込み世代」とのギャップがしばしば取り上げられていたものです。

このように、ある特定の世代に対してキャッチーなネーミングがつけられることはよくあります。最近では「Z世代」という言葉をよく聞きますね。

1990年半ばから2010年代生まれの世代を指すことが多いZ世代。この世代ならではの流行がある一方で、Z世代には知られていない「昔の流行り物」があるのも事実です。

「ある年代より上にとっては常識であるものが、若い世代には新鮮に映る」というのはいつの時代もあるあるなのかもしれません。

早速見ていきましょう。

ゲームボーイを知らない若者たち

かつて一斉を風靡した任天堂のゲームボーイ。その後さまざまなゲーム機が登場したことにより、かなりのスピードで世代交代が行われました。

それでもゲームボーイに愛着を持つ大人は多いものです。

株式会社SheepDog(東京都品川区)が運営するITツール比較サイト・STRATE[ストラテ]が行った「ゲームボーイに関するアンケート」によると、10代及び20代前半の男女の35%が「ゲームボーイを知らない」と回答しました(2022年6月23日公表)。

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出所:株式会社SheepDog「ゲームボーイに関するアンケート」

出所:株式会社SheepDog「ゲームボーイに関するアンケート」

  • 知らない:35%
  • 知っているが、使ったことはない:40%
  • 知っていて、使ったことがある:25%

そもそも存在自体を知らない人が3割を超える結果となりました。これにはショックを覚える大人も多いのではないでしょうか。

さらに年代別に「ゲームボーイを知っているが、使ったことがない」と回答した割合を見ていきます。

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出所:株式会社SheepDog「ゲームボーイに関するアンケート」

出所:株式会社SheepDog「ゲームボーイに関するアンケート」

  • 10代:54%
  • 20代前半:26%

やはり若い世代ほどその割合は増えます。今では手にする機会もほとんどないため、当然の結果とも言えます。

公衆電話の使い方を知らない若者たち

最近ではすっかり見られなくなった公衆電話。

同じく株式会社SheepDog(東京都品川区)が運営するITツール比較サイト・STRATE[ストラテ]が行った「公衆電話に関するアンケート」によると、10代及び20代前半の男女の3割が「公衆電話を使ったことがない」と回答しました(2022年6月28日公表)。

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出所:株式会社SheepDog「公衆電話に関するアンケート」

出所:株式会社SheepDog「公衆電話に関するアンケート」

  • 使ったことがある:60%
  • 使ったことがない:29%
  • そもそも見たことがない:11%

最近では小学生でもスマートフォンを持つことが多く、公衆電話の出番はないように思えますが、6割の若者が「使ったことがある」と回答したのは意外に感じたかもしれません。

年代別に「公衆電話を使ったことがない」と回答した割合を深掘りしてみましょう。

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出所:株式会社SheepDog「公衆電話に関するアンケート」

出所:株式会社SheepDog「公衆電話に関するアンケート」

  • 10代:35.29%
  • 20代前半:25.76%

やはり若い世代ほど、公衆電話に触れる機会は減るようです。

また「そもそも見たことがない」と回答した方が1割以上いることを考えると、時代の移り変わりを感じるものです。

ではZ世代では何が流行っているのか

当たり前に手にしていたものが珍しい存在になっていることに対し、哀愁にも似た感情を抱いてしまうのは当然かもしれません。

ただし、Z世代にはZ世代の流行りもしっかり存在します。最近では発信されるメディアが多様化したこともあり、多くの人が一つのものに熱をあげることは少なくなりました。

さまざまな分野にそれぞれの流行りが存在しますが、最後に今のZ世代が選ぶ「好きな2人組YouTuberTOP10」をご紹介します。何組知っているのかチェックしてみましょう。

若者に人気のYouTuber

バイドゥ株式会社が行った【Simejiランキング】Z世代が選ぶ!!「好きな2人組YouTuberTOP10」によると、Z世代に人気のあるYouTuberは次の通りとなりました。

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出所:バイドゥ株式会社「【Simejiランキング】Z世代が選ぶ!!「好きな2人組YouTuberTOP10」

出所:バイドゥ株式会社「【Simejiランキング】Z世代が選ぶ!!「好きな2人組YouTuberTOP10」

  • 第1位:平成フラミンゴ 
  • 第2位:スカイピース 
  • 第3位:ヴァンゆん 
  • 第4位:水溜りボンド
  • 第5位:あーたろ
  • 第6位:夜のひと笑い 
  • 第7位:中町兄妹 
  • 第8位:おるたな
  • 第9位:兄者弟者 
  • 第10位:アイドルのいる生活

2人組と限定しているものの、お笑いコンビのようなノリが売りとなるチャンネルや、幼なじみなどの仲良しコンビ、兄妹コンビなどさまざまなチャンネルが勢ぞろいしました。

情報を得る手段としても確立されたYouTubeには、たくさんのZ世代が影響を受けているようです。

まとめにかえて

世代間ギャップはいつの時代も存在するものです。

対立するのではなく、さまざまな分野で共有し、刺激を受けることも大切ですね。

参考資料

太田 彩子