70代以上「貯蓄」を円グラフで見る
今回は金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和3年)」を参考に、70歳以上世帯の貯蓄額を確認していきましょう。
70歳以上世帯「金融資産保有額」(※金融資産を保有していない世帯を含む)
- 平均:2209万円
- 中央値:1000万円
70代の貯蓄の平均額は2209万円。
一見「ゆとりがある」イメージですが、平均は一部の富裕層に引っ張られます。
円グラフを見てわかる通り、貯蓄3000万円以上が22.1%います。
より実態に近い中央値を見ると、1000万円と約1200万円も下がりますね。
貯蓄ゼロの割合をみると18.3%。また、およそ4分の1は貯蓄200万円未満です。
現役世代にとってはお金持ちのイメージのある70代。それでもこれほどまでに貯蓄格差が見られました。