4. 資産運用で切り開く「ゆとりのセカンドライフ」
日本ではまだまだ、投資や運用に対して「怖い」「ギャンブル」といったネガティブな印象をお持ちの方が多いと筆者は感じています。
しかし、他の主要先進国では老後資産を形成する手段として、資産運用はごく自然に行われているものです。
毎月3万円を30年間積み立てていくことを考えてみましょう。
例えば、タンス預金など、まったく金利が付かない前提であれば、30年間で貯まるのは1080万円です。
これを、年率6%複利で運用できた場合、税金等を考慮しないで計算すると、30年間で約3000万円までお金が育ってくれるのです。
コツコツと「資産運用」を続けていくことは、豊かな老後を過ごすための素晴らしい手段となる可能性に繋がります。
参考資料
- 金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和2年)」
- 金融審議会「市場ワーキング・グループ第21回(厚生労働省提出資料)」
- LIFULL介護「老人ホームの費用相場」
- 公益財団法人生命保険文化センター〈「生活保障に関する調査」/令和元年度〉
- 熊谷良子(LIMO)「60代「貯蓄2000万円以上ある世帯」はどのくらいか」
- マネイロ「資産運用はじめてガイド」
佐藤 雄基