5. 賞与の預け先も慎重に

公務員は安定しているというイメージがあるものの、今回の夏のボーナスは民間と比べて厳しい局面にあることがわかりました。

そうは言っても、会社員のボーナスはピンキリです。業種や業績によって大きく左右されるでしょう。中にはボーナスの支給自体が見送られる企業もあります。

賞与が出たときには、これをもとにしっかりマネープランを考えることが重要です。もしボーナスの大部分が生活費に消えてしまう場合、普段の生活は赤字であることを意味します。

住宅ローンのボーナス払いをしている方も含め、月々の支出割合を見直す時期に来ていると捉えましょう。

ほとんどを貯蓄に回すという方も多いですが、その場合でも「銀行預金」一択ではなく、保険や資産運用なども検討してみるといいですね。

今は昔よりも昇給しにくい時代となりましたが、「つみたてNISA」や「iDeCo」などの非課税制度も誕生しました。

その時代に合う貯蓄方法、さらに「我が家にとって」必要となる貯蓄方法を見つけ、確実にお金を育てていきたいですね。

参考資料

太田 彩子