FIREの失敗例

一方で、FIREがうまくいかない失敗例もあります。

たとえば不測の事態が起こり、資金が足りなくなるケースです。「親の介護、災害等で家を失う、自分が病気になる」などが考えられます。

余裕を持った資金繰りにしていたとしても、人生は何が起きるか分かりません。思った以上に失費がかかり、お金が足らなくなってしまうこともあるでしょう。

また、FIRE後の生活を意外と満喫できないという方もいるようです。

「生活費が安い田舎へ引っ越したところ、生活スタイルが合わなかった」
「仕事を減らしたら、対人関係が減り、孤独を感じるようになってしまった」
「時間を持て余すようになってしまった」

などが考えられます。

ただし、FIREに失敗したとしても若いうちならまた働いて、いつでも社会復帰することは可能です。臨機応変に生活スタイルや働き方を変えていく方が、FIREを楽しく実行し、充実した人生を送ることができるでしょう。