3. 将来もらえる年金を増やすには
毎月の生活費としてどれくらい必要かは個人差があると思いますが、多くもらえることに越したことはありません。
足りないと感じるのであれば、今からでも努力して増やすことができます。
先ほど、厚生年金の受給額は、加入期間と報酬額で決まると説明しました。加入期間については、厚生年金制度を導入している企業に属する期間を延ばすというのが選択肢になります。
国民年金の加入対象は原則20歳から60歳未満ですが、厚生年金については入社した時から原則70歳までとなります。
昨今、60歳を過ぎても働く人は増えているので、仕事が好きな人は70歳まで働き、不足分を補うことも可能です。
報酬額については、基本的には勤続年数に応じて上がっていく会社が多いでしょう。ただもっと大きく金額を上げたいのであれば、経験やスキルの向上を意識し、転職なども視野に入れたうえでキャリアアップを図ることが選択肢になります。
今努力することが、将来の自分の生活にも繋がっていきます。