年金制度が心配。令和4年度の国民年金と厚生年金の受給額は

少子高齢化の今、公的年金の受給額が下がると予想されていますよね。

令和4年度の年金受給額をみると、昨年度より0.4%減額されています。

出典:日本年金機構「令和4年4月分からの年金額等について」

令和4年度の年金月額

  • 国民年金(満額):6万4816円
  • 厚生年金(夫婦2人分の老齢基礎年金を含む標準的な年金額):21万9593円

「0.4%くらい」と思うなかれ。厚生年金のモデル夫婦では、1年間で1万836円の減額となっています。

これに加えて、今は物価高が続いています。

年金制度は財源の範囲で給付金をまかなえるようマクロ経済スライドを導入していますが、とはいえ減額されると不安も強いでしょう。