3. 70歳代の就業率はどれくらいか
年金と貯蓄で生活できない場合、長く働くことで収入を得たいもの。
厚生労働省「令和3年版高齢社会白書」より、70代の就業率について2010~2020年の推移を確認します。
3.1 就業率の推移(2010年→2020年)
- 70~74歳:22.0%→32.5%
- 75歳以上:8.3%→10.4%
就業率の推移をみると、70代前半では2010年には約2割でしたが、2020年には3割にまで増えています。今の70代前半の方は、およそ3人に1人の方が仕事をしていることになります。
75歳以上の就業率も10年間で増えており、約1割の方は働いていることがわかりました。
70代で働く方は意外と多いと感じたのではないでしょうか。
中には「生涯現役で働きたい」という方もいますし、仕事をすることで生活にメリハリがついたり健康に良い影響が出たりという方もいます。
一方で年金や貯蓄事情を見ると、仕事を辞めるに辞められないという方もいると考えられます。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
くらしとお金の経済メディア『LIMO』編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)を保有し、支店にて国内外株式、債券、投資信託、保険商品などの販売を通じて個人顧客向け資産運用コンサルティング業務に従事し、個人のお金の悩みを解決してきた。特に投資信託や株式、債券などを用い、顧客ニーズにあわせた丁寧でわかりやすい資産運用提案が強み。
現在は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~』編集長。厚生労働省や金融庁など官公庁の公開情報等をもとに公的年金(厚生年金保険と国民年金)、社会保障制度、貯蓄、教育、キャリアなどをテーマに執筆中。専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』でも副編集長として記事を執筆している。3児のひとり親で中学・高校社会科(公民)教員免許保有。趣味は音楽鑑賞と読書(2026年6月26日更新)