関東では丸餅が見つからない!
また、お正月を前に「お雑煮用の丸餅」をスーパーで探したところ、全然見つからなかったことも衝撃ポイントだったようです。
関東では四角いお餅が一般的で、さらには「のし餅」という大きな餅が主流です。一つひとつ丸めたお餅しか知らない関西人にとっては、のし餅の食べ方すらわかりません。
実際にAさんも、「いつもある大きな「のし餅」を初めて見て、どうやって食べるのかなぁと思っていました。」と教えてくれました。
農林水産省によると、四角い餅と丸い餅の境目は「岐阜県の関ケ原辺り」になります。ちょうど境界線上にある、岐阜、石川、福井、三重、和歌山の5県では、角・丸2種類とも使われているところもあるのだとか。
ちなみに、お雑煮を作るときの出汁も関東と関西では全く違います。出汁とは言いましたが、関東では「つゆ」と言う方も多いです。
同じ関西でも京都は白味噌ですし、奈良はきなこをつけて食べます。地域によって差が出るのがおもしろいですね。