音読練習もリスニング力のアップに効果あり!

リスニング力のアップには、リエゾンやアクセントの確認、単語の理解が効果的であることをお伝えしました。

これらを確認しながら勉強を進めると、聞き取れる量はかなり増えてくるはずです。

さらにリスニング力をつけたいという人には、音読練習もオススメ。英語のリズムを覚えるには、じつは音読がいちばん効果的な学習法です。音読練習には次のようなメソッドがあります。

オーバーラッピング

英語の教科書やスクリプトを見ながら、音声と同時に音読する方法。

いちばんカンタンな音読の方法ですが、その効果が実証されており、さまざまな英語学習法にも取り入れられています。

シャドーイング

英語の教科書やスクリプトの音声から0.5秒ほど遅れて音読する方法。そのときスクリプトは見ないで、英語音声を追いかけるイメージで発話するのがポイント。

耳で英語をよく聞きながら、遅れて発話していきます。

リピーティング

英語の教科書やスクリプトの音声の後に続いて発話する方法。シャドーイングのように、音声にそのままついていくのではなく、一度聞いた音声をそのままリピートします。

正しい文法の理解と記憶力も必要となる、難易度がやや高めの方法です。

シャドーイングとリピーティングは、初めはスクリプトを見ながらでも問題ありません。慣れてきたらスクリプトなしで練習しましょう。

自分の口で発音できるようになれば、不思議と聞き取れるようになるものです。出会った英文を自分のものにしていくつもりで、音読練習を繰り返してみましょう。