TOEICや英検など、英語の資格試験でリスニングの点数が伸びずに困っていませんか。

リスニングが上達しないのは理由があります。その理由さえわかれば、リスニングスキルを効率的にアップさせることができますよ。

そこで今回は、リスニングスキルがなぜアップしないのか、その理由について解説します。リスニングスキルが向上するオススメの学習法も合わせて紹介しますので、さっそくみていきましょう。

リスニングが上達しないのは理由がある!

理由その1:リエゾンが聞き取れていない

リスニング教材で話者が何を言っているのかが聞き取れず、スクリプトでしばしば確認することはよくあることです。

しかし、そのスクリプトには意外にも簡単な単語ばかり並んでいて、なぜ聞き取れないのかと、あとから悔やむことも少なくありません。

日本人の私たちが英語を聞き取れないと感じる原因のひとつは、英語特有の「リエゾン」のせいかもしれません。リエゾンとは、単語と単語がつながって発音されること。下記の文章をご覧ください。

This is the book that I talked about yesterday.

"that I"の部分は「ザット アイ」ではなく「ダライ」のように、"talked about"の部分は「トークト アバウト」ではなく「トークタバウ」といった感じに聞こえます。

英語には単語と単語がつながって、ひとつの語いのように発音されたり、最後の子音が発音されていないかのように聞こえることが多々あります。

「ダライ」ではなく"that I" に、「トークタバウ」ではなく"talked about" に聞こえるようになるまで、何度も繰り返し音声を聞く練習が必要です。