水揚げをする

切った直後の茎はダメージを受けているので、すぐ土に挿すと発根しにくいかもしれません。30分ほどコップに挿して、水揚げしてから挿しましょう。

土に挿す

挿し床の土にいきなり挿し芽を突き刺すと、切り口を傷めてしまいます。あらかじめ挿す場所に割りばしなどで穴を空けておくとよいでしょう。

発根を促進する薬剤を切り口に少し付けてから挿すと、発根率がアップします。

挿し木後の管理方法は?

涼しい日陰に置く

挿し床は軒下などに置き、直射日光や強い雨を避けましょう。風通しがよく涼しい場所でしばらく様子を見ながら管理します。通常3~4週間ほどで発根するので、その後は日光に少しずつ慣らしながら、管理をしましょう。

水切れさせない

挿し床が乾かないように、土の状態を見ながら適度に水やりすることが大切です。水を与え過ぎると腐ってしまうこともあります。挿した茎に水がかからないように、周りの土に優しく水をかけましょう。

挿し芽を動かさない

Ratda/Shutterstock.com

根が出たかどうか、ついチェックしたくなりますが、挿し芽が動くと土に根付きにくくなります。1ヵ月程度は挿し芽に触れないようにしましょう。