挑戦しやすい定番裏メニュー

つゆ系

牛丼のつゆの量を変更してもらう裏メニュー。これは挑戦したことがある方も多いのではないでしょうか。

牛丼の汁を通常の2倍にした「つゆだく」がメジャーですが、1.5倍にした「つゆちょいだく」、3倍にした「つゆだくだく」、4倍にした「つゆだくだくだく」といったメニューも。さらに多くしたい場合は、限界なみなみまで入れてもらえる「つゆ限界」もあるようです。

反対に、牛丼の汁を少なくしたい方は「つゆ少なめ」、完全に汁がない状態で提供してほしい場合は、「つゆぬき」という注文方法も。また、牛丼を煮込んだ汁だけをご飯にかけてもらう「汁だけ」というマニアックな裏メニューも存在するそうです。

肉系

現在は正式メニューとなった、牛丼の頭にあたるお肉の量を増量してもらえる「アタマの大盛り」。それよりもお肉の量を増やしたい場合は、裏メニューとしてある「アタマの特盛」がおすすめです。反対に、お肉を減らしてもらえる「肉抜き」もあります。

他にも、脂身の多いお肉を多く入れてもらえる「とろだく」や、脂身が少ないお肉を入れてもらえる「とろぬき」、「赤多め」といった裏メニューも存在するのだとか。

ごはんの上に牛肉が乗っているのが通常ですが、ご飯の下にお肉を入れた「肉下」なんて変わった裏メニューは、ちょっと試してみたくなってしまいますね。

ご飯系

ご飯の量の増減は、どの飲食店でも対応してくれることが多いですよね。吉野家でももちろん対応可能ですが、ごはんの量を多くしたい場合は、通常メニューにある「大盛」を頼む必要があります。

反対に少なくしたい場合は、「軽いの」や「半シャリ」という頼み方をすると、ご飯を通常の半分量にしてもらえます。さらに少なくしたい場合は、「極かる」で「軽いの」のさらに半分、さらに減らしたい場合は、「極極かる」もあるようですが、こちらは店員さんに伝わらないこともあるようなので、注意が必要です。

さらに、吉野家ではごはんの熱さを調整してくれる裏メニューも。「つめしろ」にすると、ごはんが冷めている状態で提供してくれるので、猫舌の方やお子様でも安心ですね。また、反対に「あつしろ」で注文をすると、ごはんを電子レンジで温めてくれるので、通常よりも熱々の状態での提供になるそうですよ。

ねぎ系

牛肉のうまみがつまった汁で、やわらかく煮込まれた玉ねぎが好きという方も多いでしょう。そんなたまねぎの量も増減可能なのだとか。

つゆの量と同じように、「ちょいねぎだく」で通常の1.5倍、「ねぎだく」で2倍、「ねぎだくだく」で限界まで入れてもらえます。牛丼なのかわからなくなりますが、「ねぎだけ」の注文をすれば、牛肉をぬいた玉ねぎだけの注文もできるようです。

玉ねぎが苦手という方は、「ねぎ少なめ」や「ねぎぬき」もあります。
また、「やわねぎ」や「かたねぎ」と注文することで玉ねぎの硬さも選べるとのこと。ただし、玉ねぎの量を増やしてしまうとお肉の量が減ってしまうので、注文する際は気をつけてくださいね。

サイドメニューも裏がある?!

吉野家では、お味噌汁や卵、お漬物などのサイドメニューにも裏メニューが存在するようです。お味噌汁は、「お湯割り」または「水割り」で注文すると、お味噌汁を割って薄くしてくれます。
卵は「黄身だけ」の提供をお願いできたり、お漬物は白菜の「芯だけ」をお願いできたりするようです。こちら2つの裏メニューは対応できない店舗もあるようなので、事前に確認してから注文しましょう。

対応してくれない場合もあるので要注意!

多くの裏メニューが存在している吉野家。知らなかった裏メニューもあったのではないでしょうか。しかし、中には裏メニューの存在を知らなかったり、対応はできるけれど裏メニュー名を知らなかったり、対応できない店舗もあるので、店員さんに確認してから注文するようにしましょう。

参考資料

中川 雅美