iDeCoの特徴とは? 3つの税制優遇を解説
iDeCoとは個人型確定拠出年金の略称で、原則として20歳から60歳までの人が加入できます。
そして、属性によって決められた上限金額(月額1万2000円~6万8000円)の中で掛金額を決め、運用商品を選んで運用していきます。
運用商品として用意されているものは投資信託が主ですが、元本確保型の商品として定期預金や保険商品も用意されています。
そして、原則として60歳から受け取ることができます。その際は一時金での受け取り、年金形式での受け取り、さらには一時金と年金形式を併用した受け取り方もできます。
iDeCoの最大の特徴は3つの面で税制の優遇が受けられることです。
まず掛け金を拠出する際には、掛金全額が所得控除(小規模企業共済等掛金控除)の対象となるほか、運用中は非課税で運用が可能です。
また、受け取る際には、一時金で受け取る場合は退職所得控除、年金形式で受け取る場合は公的年金等控除の対象になります。