つみたてNISA、そしてiDeCoはどちらも非課税の優遇を受けながら資産形成ができる仕組みです。

初めて運用を行うにあたり、どちらを選択するべきか迷う人もいるのではないでしょうか?

そこで今回は、つみたてNISAとiDeCoの概要とそれぞれに向いている人について解説します。

つみたてNISAとは? 長期・積立・分散投資を支援

つみたてNISAとは、2018年より開始した、「長期」「積立」「分散」投資を支援するための非課税制度です。

この「長期」「積立」「分散」は運用における大原則と言われており、それを自動的に行えることが強みです。

日本国内に居住している20歳以上の人であれば誰でも利用できますが、つみたてNISAと一般NISAの併用はできません。

2024年1月1日からは、日本国内に居住している18歳以上の人も加入できることになります。

非課税投資枠は年間40万円までで、最長20年間非課税で運用できます。投資可能期間は2042年までです。

また、つみたてNISAは、投資対象商品が長期の積立・分散投資に適したものとして金融庁が認めた商品に限定される点が特徴となっています。