【世帯年収1000万円】貯金できないありがちな理由3選
では、なぜ貯蓄の有無がここまで大きな差となっているのでしょうか。考えられる理由として3点お伝えしたいと思います。
1.収入の上限額でローンを組む人
住宅ローンの限度額を今の収入で組めるギリギリに設定していませんか。
今は払える金額でも、数年後、子どもの学費がかかるようになっても継続できるのか、何十年と組むローンの間、年収は維持できるのか、先を見据えた金額設定にしておきましょう。
そして、仮に自宅を思い切って購入しても、お金がかかるのは不動産に留まらないこともあります。周りには同じく所得が高い家庭が集まるでしょう。周囲の高い金銭感覚についていくために、またまたお金がかかってしまうこともあります。
たとえば、高所得者ほどお金をかける一つに教育費があります。周囲に合わせて小学校、中学校の受験対策での塾の費用や衣類に備品、合格後に支払う授業料が思わぬ出費となり、高所得でも毎月の出費がかさんでしまうことに。
その環境に住むということは、ローンの支払い金額の可否だけで判断するのではなく、周囲の環境に合わせて教育費や日常の出費が高くなる可能性を考えていたほうが良いですね。
2.収入に伴って生活水準を上げる人
収入が増えると、その分いい暮らしをしようと思うのは自然なことですよね。高級車、ブランド品、旅行や趣味などすべての生活水準を上げてしまうと大変です。一度緩んだ財布の紐は、後から締めようと思ってもなかなか難しいものです。
3.残ったお金で貯金しようと考える人
これだけ収入があれば、本気を出せば貯金はできるだろうと考える人。残った分で貯金をしようとすると、生活水準を上げた場合には、実際なかなかお金は残らないものです。