ひとくちに「富裕層」と言っても、質素倹約なタイプもいれば贅沢華奢なタイプもいます。代々の資産家か、一代で資産家になったのか。その背景によっても様々な富裕層がいることでしょう。

代々資産家のマネをするのはハードルが高く感じますが、自力で富裕層になった人たちに習えばお金に愛されるヒントがみつかるかもしれません。

富裕層が意識的に時間とお金をかけるものには、一体どんな共通点があるのでしょうか。

富裕層の定義は?純金融資産保有額も解説

「富裕層」の定義は、正確に決まっているわけではありません。

資産が1億円あれば十分富裕層だと感じる方もいれば、好きなだけお金を使っても一度の人生では使い切れないほどの資産があって初めて富裕層と呼べるとお考えの方もいるでしょう。

目安として、野村総合研究所の調査では「純金融資産保有額1億円以上~5億円未満」を富裕層としています。

純金融資産保有額は、保有する金融資産(預貯金・株式・債券・投資信託・一時払い生命保険や年金保険などの合計)から負債を差し引いた金額がもとになります。

つまり、「2億円の金融資産があるが1億8000万円の負債もある」状態では富裕層とは呼べないということになりますね。

この純金融資産が5億円を超えると「超富裕層」。
5000万円以上1億円未満は「準富裕層」とされるようです。