3. 男性の65%は月15万円以上だが、年金だけで安心なのか
ここまで男性の厚生年金について確認してきました。平均受給額は月16万4742円で、全体の65%が月に15万円以上を受給しています。
多いか少ないかは個人差があると思います。仮に月15万円とすると、現在の月収と比べてどうなのかイメージが湧くのではないでしょうか。
ここで少ないと感じた場合には対策をおすすめします。
「どのような対策がよいのか」迷うものですが、現状の把握が必要です。繰り返しになりますが、ねんきん定期便の確認とご自身の収支などをしっかり把握することが必要です。
実際に足りないようであれば、貯蓄に合わせて資産運用などの検討をしてみてはいかがでしょうか。
資産運用には色々な種類があり、リスクもさまざまです。どの方法が合うかも人によって異なります。自分に合う方法を見つけるためにも、まずは情報収集が非常に重要です。
興味を持ったタイミングで動くことが重要なので、まずは調べてみてはいかがでしょうか。
参考資料
- 日本年金機構「令和4年4月分からの年金額等について」
- 厚生労働省「令和2年度厚生年金保険・国民年金事業の概況」(2021年12月)
- 日本年金機構「「ねんきん定期便」の様式(サンプル)と見方ガイド(令和4年度送付分)」
- 日本年金機構「ねんきんネット」
徳原 龍裕