「50代おひとりさま」中央値はいくらか
次に、50代おひとりさまの貯蓄額を確認しましょう。
平均は1067万円と、40代より249万円上がっています。しかし、中央値の上昇は38万円にとどまります。
50代の貯蓄事情は厳しいようです。実際、貯蓄ゼロ世帯は35.7%のまま変わりがありません。
一方で、50代で貯蓄1000万円を超えているのは24.2%に増加しています。
平均値も上がっていますから、所得格差ゆえの貯蓄格差と言えるでしょう。50代に入れば貯蓄の二極化が進むため、可能であれば40代のうちに対策をはじめるといいでしょう。