4. 個人差が大きいからこそわが家のマネープランを考えよう
一般的な60代の貯蓄や65歳以上の収支、定年後の出費項目についてみてきました。実際にはお住まいの地域や居住形態、生活水準、趣味などによっても収支は異なります。
平均的な金額を知ったら、考えたいのがわが家のマネープランです。
いまひと月いくら生活費がかかっているのか。節約できそうなものはあるか。定年後の出費は何が増え、何が減りそうか。値上げを機に、これまでの家計状況もあわせて見直しましょう。
あわせて、ねんきん定期便などでご自身の年金受給額の目安を確認することも大切です。
まずは「知る」ことが第一歩。ご自身のお財布事情を見直してみてくださいね。
参考資料
- ミスタードーナツ「商品価格改定のお知らせ 2022 年3月1日(火)より」
- 金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和2年)各種分類別データ」
- 総務省統計局「家計調査年報(家計収支編)2020年(令和2年)家計の概要」
宮野 茉莉子