5. 年金は減額となる一方で、値上げは続く
令和4年度の年金額について見てきましたが、一方で、この6月は数多くの食料品や日用品が値上げされています。
帝国データバンクの「【速報】「食品主要105社」価格改定動向調査(6月)」によれば、2022年には1万789品目が値上げされる予定で、平均値上げ率は13%となっています(調査時点の上場105社の2022年価格改定計画)。
値上げが続く中で年金額が減るのは不安も大きいでしょう。
こういった時こそ、節約だけでなく、資産寿命を伸ばすために仕事を続けたり、お金に働いてもらう資産運用の検討をされるといいでしょう。
運用はリスクがありますが、仕事もいつまで続けられるかという不安があります。
しっかり情報収集して、リスクも考えた上で検討してみましょう。
参考資料
宮野 茉莉子
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。群馬県出身。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。支店にてファイナンシャル・コンサルティング課に配属され、国内外株式、国内外の債券、投資信託、保険商品などの販売を通じ、主に富裕層や個人顧客向けに資産運用コンサルティング業務に従事し、顧客のライフプランに寄り添った提案を行った。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)保有。
現在は株式会社ナビゲータープラットフォームが運営する「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」編集長。LIMOでは資産運用や老齢年金、貯蓄、NISA、iDeCo、キャリアなどをテーマに企画・編集・執筆を行う。3児の母であり、趣味は執筆・読書、音楽鑑賞、写真、旅行。今の夢はYOASOBIのライブに行くこと。中学・高校社会科(公民)教員免許保有(2024年4月4日更新)。