「夏至」とは。意味や日の出時刻、英語表現も解説

夏至は北半球で最も昼間の時間が長い日のこと。逆に南半球では、最も昼の時間が短い日になります。

海上保安庁の資料より、夏至の地球のようすと日の出時刻の地図を見てみましょう。

出典:海上保安庁「日出没にまつわるはなし」

夏至の場合、北極側が太陽の方を向くので緯度が高ければ高いほど日の出が早くなり、日没は遅くなります。たとえば札幌と東京なら、夏至には札幌のほうが少し早く日の出となります。北極付近では日が沈まないため白夜となるのですね。

夏はこれからという時期ですが、夏至からだんだんと日が短くなっていきます。

ちなみに英語では「summer solstice」といいます。

「solstice」の意味は「(太陽の)至(し)、最高点、極点」(※weblio英和辞典・和英辞典より)。1年で1番昼が短い「冬至」は「winter solstice」です。

2022年は6月21日(火)が夏至となり、国立天文台によれば東京の日の出時刻は4時25分、日没時刻は19時です。