帝国データバンク「食品主要 105 社、年内「値上げ」1 万品目を突破 値上げ幅も拡大、価格は平均 13%アップ」によれば、2022年1~6月で既に値上げされた食品は6285品目。

7月以降は4504品目が値上げされる予定となっており、2022年の値上げは1万789品目、平均値上げ率は13%とのことです(調査時点の上場105社の2022年価格改定計画)。

食品分野別に見ると「加工食品(4288品目・14%)」「酒類・飲料(2263品目・15%)」「調味料(2153品目・11%)」とさまざまな分野で値上げが相次いでいるとのことで、家計への打撃がわかります。

特にリタイア後で年金生活となった方にとって、この値上げラッシュは恐怖でさえあるでしょう。ひとり暮らしをされている方にとっては尚更で、どのように対応すべきか悩まれると思います。

今回は65歳以上のリタイア・単身世帯の月の収支を見ながら、働く高齢者の動向についても見ていきます。