2. 【買うべきじゃない投信1】とりあえず勧められただけ。自分ではよくわからない
つみたてNISAで運用中の方には、金融機関の窓口で勧められたが内容はよくわからない、という声をよく聞きます。インターネットの口コミでとりあえず1番人気を買う、という方法もあまりおすすめできません。
もちろん口コミを参考に自分で調べ、納得できればいいですが、かならずご自身でもどのような投資先が含まれるかなど確認しましょう。
つみたてNISAは20年間の非課税期間があり、なるべく長期で運用することで利益が見込める制度です。10年以上の長期間にわたって投資する対象ですので、信託報酬や純資産などを参考に決めていきましょう。
3. 【買うべきじゃない投信2】信託報酬が高い
投資信託を選ぶ際の基準の1つが、運用や管理にかかるコスト「信託報酬」です。金融庁がつみたてNISAのために選定した指定インデックス投信の報酬には下記の決まりがあります。
- 国内資産を対象とするもの:信託報酬0.5%以下(税抜き)
- 海外資産を対象とするもの:信託報酬0.75%以下(税抜き)
インデックス投信ではベンチマークと同じ値動きを目指す運用方針のため、同じベンチマークの投信の成績はほとんど変わりません。
そこで差が出てくるのが、信託報酬などの運用のコストになります。同じベンチマークの投資信託であれば、信託報酬が安いものを選ぶといいでしょう。