「年収1000万円」の実情
年収1000万円の割合や、実情について見ていきました。転職市場では「年収1000万円」に憧れを抱く方も多いですが、実際には所得制限の壁などで苦しい思いをする方も多いです。
年収1000万円の近辺にラインが引かれることが多いため、ここを通過点と考えれば頑張れるかもしれません。しかしそれは、今後も年収があがる見通しのある場合に限られます。
日本ではここ30年ほど賃金が伸び悩んでおり、加えて最近では急激に値上げが加速しています。
こうした現状では、収入アップだけでなく貯蓄をいかに増やすかという視点も重要になります。
預貯金だけではインフレに負けてしまうので、資産運用にもバランスよく振り分けながら、自分の資産を守っていきたいですね。
参考資料
- 国税庁「令和2年分(2020年)分民間給与実態統計調査」調査結果報
- 東京都「平成29年度東京都福祉保健基礎調査」
- 内閣府「子ども・子育て支援法及び児童手当法の一部を改正する法律案の概要」
- 厚生労働省「2019年国民生活基礎調査の概況」
太田 彩子