昨今、つみたてNISAやイデコなどの資産運用を始める人が増えています。日本では「資産運用は富裕層だけができるもの」と捉えられていましたが、そのイメージは徐々に変わりつつありますね。

筆者は前職で証券会社にいた頃、様々な富裕層と接してきました。今回は、富裕層ならではの価値観や行動について3つご紹介したいと思います。

これからお金を貯めていきたい人や、富裕層の仲間入りをしたい人の参考になれば幸いです。

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1. 富裕層は常にアンテナを張っている

富裕層は流行りに敏感です。

人によっては、流行りというよりもむしろ、先見の明があるともいえるでしょう。つまり、世の中の動きについて常にアンテナを張っているのです。

もちろん、アンテナを張るだけではなく自ら積極的に情報収集をしています。特に富裕層は情報収集の手段がひとつではなく、様々な手段を用います。

例えば、新聞やインターネットを使ったり、人から意見を聞いたりなど、一つの情報源を信じないことが特徴です。

どの情報源が正しいかは、時に正確に判断することは難しいかもしれません。情報収集することで、自分なりに考えて決断するための判断要素を集めているともいえます。

経営者などの富裕層であれば、資産運用や本業での舵取りにおいて自信をもった判断をするために、情報収集は怠らないということです。

そのため、一つひとつの大きな決断には情報収集を幅広く行うことが大切です。