1. 日本電産の株価はどのように推移してきたのか

長期的に見ると、日本電産の株価は右肩上がりで推移してきました。

2013年頃から騰勢を強め、2016年終盤には5000円台に到達。

2018年から2019年は7000~8000円のレンジでもみ合いましたが、2020年には急上昇。

2021年2月には1万5000円近い高値を付けました。

しかし、その後は一転して冴えない展開を見せました。

2021年終盤までは緩やかに右肩下がりで推移し、2022年に入ってからは下落の一途を辿っています。

この推移について、永守氏は決算説明会で「株価チャートに石をぶつけたくなる」とも話していました。

永守氏はもちろん投資家も株価動向について関心は強いと思いますが、今後は何に着目すればよいのでしょうか。