【住宅ローン】団体信用生命保険の特約料

住宅ローンの返済中に申し込み人が亡くなったり高度障害を負ったりしたときに、ローンの残債が一括返済されるのが団体信用生命保険です。

この団体信用生命保険には、対象をガンや8大疾病にも広げられる特約があり、この場合も金利が上乗せになります。

例えばみずほ銀行では、がんも対象とした保険は金利が0.2%上乗せになり、3000万円借入、35年返済、金利1.5%のローンなら、毎月の返済額が2967円増えます。

その他にも多くの金融機関で、ガンに加え脳卒中・急性心筋こうそく・高血圧疾患・糖尿病・慢性腎不全・肝硬変・慢性すい炎の7つを加えた8大疾病を対象にした特約も用意されています。

例えば三井住友銀行なら0.3%が上乗せ金利になり、さきほどと同じ条件のローンなら4472円、返済額が増えます。

今やがんは生涯で2人に1人が罹患すると言われており、さらに7大疾病も加えると、年齢を重ねるごとに特約が気になってくる方も多いと思います。

いざ住宅ローンを申し込むときに上乗せするか迷ってしまうと、借入額や金利タイプを検討し直すことになりかねません。