【60代の貯蓄事情】本当に理想とする老後資金はいくらか考えよう

今回の調べで、60代でも貯蓄2000万円を準備できている世帯もあれば、貯蓄は300万円ほどという世帯もありました。

生活するうえで、充分な貯蓄があれば安心できるというのは確かですが、必ずしも老後資金を2000万円貯めなくてはいけないという訳ではありません。

それは、人によって理想とする老後生活が違うため、人それぞれによって必要となる老後資金は異なってくるからです。

働く世代の今でも、周りと較べてしまうと「格差」を感じて、気持ちが落ち込んだり、「自分は貯金ができていない」と焦ることもあるかもしれません。

しかし大事なことは、自分がどういうふうに老後の生活を送りたいのか、そのためにいくら準備したらいいのか。

またどうしてもその金額を準備することが難しい場合、準備できそうな老後資金の中でどうやって遣り繰りしていくかを考えていければ、周りと比較せずに「自分が満足できる生活スタイル」を見つけることができるのではないでしょうか。

参考資料

鶴田 綾