【貯蓄現在高】世帯主を65歳以上と65歳未満に分けるとどうなるのか
より詳しく世代分けて見るために、同資料より二人以上世帯の貯蓄現在高を世帯主の年齢に分けて確認します。
貯蓄現在高:300万円未満/300万円以上~2500万円未満/2500万円以上
- 二人以上の世帯(うち世帯主が65歳以上の世帯):14.8%/51.9%/33.3%
- 二人以上の世帯(うち世帯主が65歳未満の世帯):24.9%/57.5%/17.6%
世帯主が65歳未満の世帯では約4世帯に1世帯が貯蓄300万円未満です。貯蓄が2500万円以上あるのは17.6%となりました。
一方で65歳以上の世帯では、約3割強が貯蓄2500万円以上という結果に。長年の貯蓄や退職金、相続資産などもあり、まとまった貯蓄を保有できるのでしょう。
ただ約15%は65歳以上でも貯蓄300万円未満です。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。群馬県出身。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。支店にてファイナンシャル・コンサルティング課に配属され、国内外株式、国内外の債券、投資信託、保険商品などの販売を通じ、主に富裕層や個人顧客向けに資産運用コンサルティング業務に従事し、顧客のライフプランに寄り添った提案を行った。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)保有。
現在は株式会社ナビゲータープラットフォームが運営する「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」編集長。LIMOでは資産運用や老齢年金、貯蓄、NISA、iDeCo、キャリアなどをテーマに企画・編集・執筆を行う。3児の母であり、趣味は執筆・読書、音楽鑑賞、写真、旅行。今の夢はYOASOBIのライブに行くこと。中学・高校社会科(公民)教員免許保有(2024年4月4日更新)。