いざ65歳！ことし「年金請求書」が届いたらやるべき3つのステップ書き方や届かない時の対応策も確認

1. 年金請求書が届いたらやるべき3つのこと

65歳の誕生日を迎える3ヵ月前に、まずは日本年金機構から「年金請求書」という書類が送られてきます。書類を受け取れば、以下の3つのことを忘れずに行いましょう。

届いた年金請求書には、これまでの年金の加入記録が記載されています。まずは内容に「もれ」や「誤り」がないかチェックしましょう。

一時は「消えた年金」なども問題になりましたが、本人や事業所が「うっかり」届け出を失念しているケースもゼロではありません。

万が一相違があれば、速やかに近くの年金事務所へ届け出ましょう。

続いて年金請求書に必要事項に記入をします。

出所：日本年金機構「年金請求書(国民年金・厚生年金保険老齢給付)」

上記は年金請求書の一部です。同封された注意事項や記入例を参考にして、正確な情報を記載しましょう。

もし書き損じや紛失が起こった場合は、日本年金機構のホームページから年金請求書をダウンロードすることもできます。

ただしそもそも年金請求書自体が届かない場合は、自分で様式を準備するよりもまずは年金事務所にお問い合わせください。

登録されている住所が現住所と異なるなどにより、書類が届いていない可能性もあります。

書類の準備が終われば、近くの年金事務所に提出します。こちらは郵送でも可能です。

ここで注意したいのは、「受給開始年齢の誕生日の前日以降に提出する」という点。

実際に提出できるのは誕生日の前日以降なので、3カ月前に届いても一旦自宅で保管する必要があります。

ここで「うっかり忘れ」が発生しやすくなるので、確実に提出できるようにしておきましょう。