「多年草を植えたいけど、夏の暑さでダメになってしまうものが多くて困っている」という声をよく耳にするほど、近年の猛暑は厳しいですよね。
そんな中、特別なこと――たとえば植え替えて避難させたりしなくても、昨年も夏越しし、さらに今年も花を咲かせている植物がわが家の庭にあります。
いずれの多年草も、とても花が素敵で、わが家の庭では返り咲きしているものも。関西地方のわが家の庭で、午後から西日が当たる過酷な場所に植え付けていた「暑さに強い多年草」を、実際の写真とともにみていきましょう。
※本記事の情報は執筆時点(2026年6月12日)のものです。
※開花時期や生育スピードは、お住まいの地域や育てている環境によって異なりますので、ご注意ください。
1. 初夏から秋まで、次々と花を咲かせます
1.1 フロックス オープニングアクト ピンクアドット(PW)
フロックスオープニングアクトの中でも、桜のような花びらが素敵な「ピンクアドット」は、わが家の庭でも、猛暑にも負けず、初夏から秋まで次々と花を咲かせてくれる植物です。
地植えでも鉢植えでも育てられますが、背丈が50cm~70cmと高く伸びるので、地植えするなら花壇の後方にレイアウトするのがおすすめです。
次々花を咲かせるには、花が咲き終わったあと、高さを半分くらいまで切り戻してあげてください。それだけで、1か月ほど経つと、次の花が真夏でも上がってきます。
初夏から秋まで、長い期間に渡り花を楽しめる多年草で、ジャパンフラワーオブザイヤーを受賞したこともある実力派。寒さにも強く、マイナス30度まで耐えられますので、関西地方のわが家では、余裕で屋外の冬越しが可能です。
理想的な植え付け場所は、やはり午前中に日当たりがあり、西日が直接当たらないようなところ。こうした場所で育てると、本当にとてもよく咲きますよ。
2. 不思議な花穂が素敵
2.1 ベロニカ ウィザーディング(PW)
ベロニカウィザーディングは、不思議なフォルムの花穂が魅力の多年草です。わが家の庭では、花が咲き終わったら草丈を半分くらいに切り戻すと、真夏でも返り咲きしてくれる頼もしい存在です。
夏越しのコツは、「水切れ」しないよう注意してあげてください。夏を乗り切れば、寒さにはマイナス25度まで耐えられますので、冬越しもしやすい植物だと思います。
猛暑の時期でも花を咲かせる強さがあるので、わが家の庭では地植えに、鉢植えにと、たくさん育てている、まさに「お気に入りの多年草」のひとつです。
3. 雨にも負けない強さが魅力
3.1 レウカンセマム ミルキーウェイ(PW)
レウカンセマム ミルキーウェイは、梅雨の時期に当たる6月がメインの開花時期です。見た目はマーガレットに似ていますが、雨にも強いとても肉厚な花を咲かせます。わが家の庭では、1か月近く花がもつこともある、とても強い品種です。
レウカンセマム ミルキーウェイを地植えで育てている場所は、西日がしっかり当たるという植物にとって過酷なスペースですが、それでも余裕で夏越ししています。そしてマイナス20度まで耐えられるので、関西地方のわが家では地植えでそのまま冬越しもしています。
梅雨の花が少ない時期に、華やかな花がたくさん咲き続けるので、とてもおすすめの多年草ですよ。
4. 今からでも植えられます!長い目でみればローコストな花たちです
今回は、厳しい暑さの中でも美しい花を咲かせてくれるうえ、たくましく夏を越してくれる「暑さに強い多年草」3つを紹介しました。
いずれも、わが家の庭のように多少条件が悪くても、毎年花を咲かせてくれる頼もしい存在です。ローメンテナンスで年々株が立派に育っていくため、長い目で見れば手間もコストも抑えられるのも大きな魅力です。
花は梅雨から夏の時期、そして秋にも咲いてくれますよ。今からでも植えられる花たちですので、真夏の暑さで多年草の夏越しにお悩みの方は、紹介した植物たちを試してみてくださいね。
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