4. 老後の生活費はいくらくらい必要と考える?

年金受給額がどのくらいなのかが分かったところで気になるのは、老後の生活を送るのに月額いくら必要と想定しておくのが妥当なのかというところ。

人それぞれではありますが、世間一般的にはどのくらいの金額を老後の生活費として想定しているのかというのもまた、参考として気になるところではあります。

生命保険文化センターが20代~60代の男女を対象に行った意識調査「令和元年度 生活保障に関する調査」が、目安を知る参考となるので紹介します。

4.1 老後の最低日常生活費は夫婦2人で月額平均22.1万円

生命保険文化センターが行った意識調査によると、夫婦2人で老後生活を送る上で必要と考える最低日常生活費は月額で平均22.1万円となっており、分布をみると「20~25万円未満」が29.4%と最多。

このことから、多くの方が老後の生活費として夫婦2人で最低でも月額20~25万円は必要と考えていることが分かります。

4.2 ゆとりある老後生活費は夫婦2人で月額平均36.1万円

もう少し視野を広げて、「老後はゆとりのある生活がしたい」と思っている場合の必要生活費についてはどうでしょうか。

ゆとりある老後生活を送るための費用として、最低日常生活費以外に必要と考える金額は平均14.0万円となっています。

その結果、「最低日常生活費」と「ゆとりのための上乗せ額」を合計した「ゆとりある老後生活費」は平均で36.1万円。

出所:生命保険文化センター

ボリュームゾーンは「30~35万円未満」で20.8%。

そして約6割の方が、夫婦2人でゆとりある老後生活を送るには月30万円以上は必要と考えているという結果になりました。

また、ゆとりのための上乗せ額の使途を見ると、「旅行やレジャー」が最も高く、以下「趣味や教養」、「日常生活費の充実」と続きます。

出所:生命保険文化センター