3. Googleのサブスクリプションはどうなのか。Androidでの解約方法は
では、Androidの開発元であるGoogleの定期購読(サブスクリプション)仕様はどのようになっているのでしょうか。
こちらは値上げの自動更新仕様はなく、下記のようになっています。
- 値下げ:次回更新時に自動的に実行される
- 値上げ:ユーザーの事前の同意が必要になる(オプトイン)
Googleの仕様とAppleの従来仕様との大きな違いは、Googleの方はオプトインまでに30 日間の通知期間がユーザーに与えられるということです。
これにより、サブスクリプションの契約タイミングによっては、次回請求時には価格が上がらず、従来価格のまま据え置きになる場合があります。
そして、Androidでのサブスクリプション解約方法については、下記の通りです。
- 「Google Play」アプリを開く
- 右上のプロフィールアイコンをタップ
- [お支払いと定期購入] 次の操作 [定期購入] をタップ
- 解約する定期購入を選択
- [定期購入を解約] をタップ
- 画面上の指示に沿って操作
画面上の細かな位置や文言は違うものの、解約の流れはAppleと同様です。
このようにAppleとGoogleのサブスクリプション仕様を比較すると、Appleが「条件付きでサブスクリプションの自動値上げをした」という点が最も大きな違いになっていることがわかります。
この違いが収益にどのような差が出てくるのかは、今後の決算発表を通して追々明らかになるでしょう。注目していきたいと思います。
参考資料
- Apple “Update to subscription notifications”
- Apple「Apple のサブスクリプションを解約する方法」
- Google「定期購入について理解する」
-
Google「Google Play での定期購入の解約、一時停止、変更」
當瀬 ななみ