子乗せ自転車は危険と隣り合わせ
子乗せ自転車とは、一般的に幼児同乗用の電動アシスト自転車を指すことが多いです。電動アシスト自転車は本体も重く、さらに子どもを乗せることでその重量は100kgに及ぶこともあります。
一旦バランスを崩すと立て直すのは難しく、そのまま転倒するしかありません。
筆者も子どもが小さい時は3人乗り自転車を利用しましたが、バランスを取るだけでも一苦労でした。転倒も経験しましたが、倒れた自転車は重く、とても1人では起こすことができません。
実際、幼児同乗中の交通事故は2009 年から 2018 年までの 10 年間で多く発生し、合計で1万235 人死傷しました。
死亡者7人のうち、3人は一般自転車、4人は電動アシスト自転車です。
また負傷者を重傷者と軽傷者に分けてみても、年を追うほどに一般自転車が減り、電動アシスト自転車の割合が高まっています。