ミニ盆栽の育て方

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置く場所

基本的に日当たりと風通しがよい場所で育てます。日中は屋外に置き、観賞したい時などに室内に取り込むのがオススメ。樹木や季節によっては、日陰や室内で育てるほうがよい場合もあります。植物の特性を事前に調べておきましょう。

水やり

土の表面が乾いたらたっぷりと与えるのが基本。ミニ盆栽は土が少ないため、水やりをこまめにおこなう必要があります。まずは土や苔を触ってみて、乾いているかどうかを確認しましょう。

水やりは、土の流出を防ぐため、器などに水を張ったなかに鉢ごと浸す方法がオススメ。鉢の大きさにもよりますが、浸けたら、すぐ引き上げるくらいが適当です。水やりの回数を重ねて、徐々に水やりの感覚をつかんでいきましょう。

剪定

枝が混み合ってきたら剪定が必要になります。樹形に正解はないので、交差する枝や不要な枝を切って、自分好みの樹形に仕立てていきます。

植え替え

ミニ盆栽は鉢が小さいため、根が伸びると鉢の中で根詰まりを起こしがち。根詰まりは生育不良の原因になります。2~4年に1回を目安に植え替えをしてあげましょう。

肥料

植物の種類によっても異なりますが、梅雨前と紅葉が楽しめる秋に与えましょう。肥料は生長期に与えるのが基本と覚えておくとよいでしょう。盆栽用の肥料も販売されているので、活用するのもオススメです。