【65歳以上・二人以上世帯の貯蓄】中央値は1588万円
同調査より、まずは世帯主が65歳以上の二人以上世帯の貯蓄現在高を確認します。
上記によれば、貯蓄の平均値は2376万円と「老後2000万円問題」を超えます。2019年にはさまざまな意見が飛び交いましたが、平均は2000万円超でした。
しかし、平均は一部の富裕層に左右されます。より実態に近い、貯蓄保有世帯の中央値を確認すると1588万円という結果になりました。2000万円も貯められていないというのが実情でしょう。
貯蓄現在高は65歳以上世帯では「300万円未満」が14.8%、「300万円以上~2500万円未満」が51.9%、「2500万円以上」が33.3%です。
貯蓄2500万円以上と老後が安心できそうな世帯は3世帯に1世帯。「300万円以上~2500万円未満」世帯が最も多く、老後に不安を抱える方が多い結果となりました。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
くらしとお金の経済メディア『LIMO』編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)を保有し、支店にて国内外株式、債券、投資信託、保険商品などの販売を通じて個人顧客向け資産運用コンサルティング業務に従事し、個人のお金の悩みを解決してきた。特に投資信託や株式、債券などを用い、顧客ニーズにあわせた丁寧でわかりやすい資産運用提案が強み。
現在は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~』編集長。厚生労働省や金融庁など官公庁の公開情報等をもとに公的年金(厚生年金保険と国民年金)、社会保障制度、貯蓄、教育、キャリアなどをテーマに執筆中。専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』でも副編集長として記事を執筆している。3児のひとり親で中学・高校社会科(公民)教員免許保有。趣味は音楽鑑賞と読書(2026年6月26日更新)