世帯年収1000万円の割合は?
そこで、視点を世帯年収にうつしてみましょう。
厚生労働省「2019年 国民生活基礎調査の概況」※では、世帯年収1000万円以上の家庭は12.1%となっています。
お互いに年収500万円の夫婦や、年収600万円と400万円の夫婦などを想定すれば、世帯年収1000万円のハードルはぐっと下がりますよね。
個人で年収1000万円の人より税負担割合が小さく、受けられる公的保障も多くなる可能性があります。
こうした背景から、「家族の暮らし」としてはむしろ効率的だといえるかもしれません。
※編集部注:2020年度は新型コロナウイルスの影響により調査が中止されています。