「マイナンバーカードを作ると何に役立つの?」「持っているとどんなメリットがあるのだろう?」2016年に始まったマイナンバーカード。作ることでどのようなメリットがあるのでしょうか。今回は、マイナンバーカードを作るメリット・デメリットを紹介します。マイナンバーカードの作り方も解説しますので、参考にしてください。
1. マイナンバーカードを作るメリット
マイナンバーカードを作るメリットとして、以下の点があげられます。
マイナンバーカードのメリット1. 公的な身分証明書になる
身分証明書になるというメリットがあります。マイナンバーカードには、氏名、住所、生年月日や顔写真などが記載されていますので、公的な身分証明書として使うことが可能です。
本人確認書類が求められたときにも便利でしょう。本人確認書類は、運転免許証を持っていればそれだけで済むことが多いですが、ほかの書類の場合、2点以上提出しなければならない場合があります。運転免許証を持っていないために、面倒な思いをしてきた人もいるのではないでしょうか。
マイナンバーカードであれば、2点以上提出せずに済むのが一般的です。身分証明書になるのは、とくに運転免許証を持っていない人にとって大きなメリットと言えます。
マイナンバーカードのメリット2. コンビニエンスストアで公的証明書を取ることができる
住民票や印鑑登録証明書などの書類が必要になったときに、役場まで行くのは手間がかかるものです。平日忙しい人だとなおさら大変でしょう。マイナンバーカードがあれば、住民票や印鑑登録証明書をコンビニエンスストアで取ることができます。
「ついでに取っておこう」ということも可能になり、忙しい平日の時間を、書類のために割かずに済みます。
マイナンバーカードのメリット3. 行政手続きがオンラインで可能
行政手続きがオンラインでできることも、メリットの一つです。保育園の申込みや要介護認定の申請が、オンラインで行えます。混んでいる窓口に行かずに手続きが行えるのは助かりますね。
マイナンバーカードのメリット4. マイナポイントがもらえる
マイナンバーカードと結びつけたキャッシュレス決済サービスにポイントが付く、マイナポイント事業というキャンペーンがあります。
すでにマイナポイント第1弾が行われ、キャッシュレス決済でチャージや支払いをすると、5000円を上限にポイントが付与されました。
2022年1月1日から、第2弾が始まっています。第2弾では、以下の方法で2万円分のポイントを受け取ることが可能です。
2. マイナポイントの3つのもらい方
- キャッシュレス決済でチャージ、支払いをする…5000円分のポイント
- マイナンバーカードを健康保険証として使えるようにする…7500円分のポイント
- マイナンバーカードに給付金などを受け取る口座を登録する…7500円分のポイント
キャッシュレス決済でチャージ、支払いをする方法は、第1弾を利用していない場合に、5000円分のポイントがもらえるというものです。また、第1弾を利用していても、上限の5000円分までポイントをもらっていなかった場合には、残りのポイントをもらうことが可能です。