FIREに必要な資産運用力

最近は、日本の金融を司る役所である金融庁が「つみたて投資」を推奨していることもあり、日本国内にあっても長期投資や分散投資が根付いてきました。

貯蓄と投資の違い

【出典】金融庁

資産運用には大きく、「資産形成のためのつみたて投資」と「資産増大のための一括投資」があります。

【FIRE】「資産形成のためのつみたて投資」とは

1つ目の積立投資は、毎月あるいは毎年継続して投資を継続し、累積投資額を増やす方法です。

手元にお金が少ない人が取るべき方法で、まとまった時間をかけて貯めながら増やす戦術です。

筆者のもとに、退職金を受け取ったり、貯蓄でまとまった資金があるにも関わらず、積立投資を始めようとする人が増えています。

まとまった資金がある人は時間がもったいないので、考え方を変えたほうがいいでしょう。

まとまった資金とはいくらのことか質問されることもあるのですが、定義はありません。

収入から考えて5年から10年かけないと貯まらないお金だと考えていただくとよいでしょう。

筆者の感覚では500万円、1000万円がまとまっている資金と考えます。