2. 公務員のボーナス予想(三菱UFJリサーチ&コンサルティング)

同調査によると、2022年夏の国家公務員(管理職および非常勤を除く一般行政職)のボーナス(期末・勤勉手当)の平均支給額は前年比-11.5%の58万4,900円と、大きく減少することが予想されています。

2021年の給与法改正の遅れで、昨冬ボーナス減少分も合わせての減少となり、ようやくコロナ禍での民間ボーナス減の影響が織り込まれることになる見通しです。

このように、2022年夏は、会社員と公務員でボーナス支給額の増減の方向感で違いが生じる見通しです。

3. 日本人の年収の平均値

ちなみに、日本人の平均年収はどのくらいなのでしょうか。

2021年9月に国税庁が公表した「令和2年分 民間給与実態調査統計」によると、年収階級ごとの人数や全体の割合は以下のようになります。

出典:国税庁 「令和2年分 民間給与実態統計調査」

3.1 全体:5244.6万人

  • 100万円以下:442万人(8.4%)
  • 100万円超200万円以下:722.6万人(13.8%)
  • 200万円超300万円以下:814.2万人(15.5%)
  • 300万円超400万円以下:913万人(17.4%)
  • 400万円超500万円以下:764.3万人(14.6%)
  • 500万円超600万円以下:536.6万人(10.2%)
  • 600万円超700万円以下:339.5万人(6.5%)
  • 700万円超800万円以下:231.3万人(4.4%)
  • 800万円超900万円以下:145.3万人(2.8%)
  • 900万円超1000万円以下:95.2万人(1.8%)
  • 1000万円超:240.6万人(4.6%)

3.2 男性:3076.7万人

  • 100万円以下:112.2万人(3.6%)
  • 100万円超200万円以下:214.4万人(7.0%)
  • 200万円超300万円以下:352.5万人(11.5%)
  • 300万円超400万円以下:538.1万人(17.5%)
  • 400万円超500万円以下:531.1万人(17.3%)
  • 500万円超600万円以下:413.8万人(13.4%)
  • 600万円超700万円以下:282.1万人(9.2%)
  • 700万円超800万円以下:199.4万人(6.5%)
  • 800万円超900万円以下:127.6万人(4.1%)
  • 900万円超1000万円以下:86万3千人(2.8%)
  • 1000万円超:216.9万人(7.1%)

3.3 女性:2167.9万人

  • 100万円以下:329.8万人(15.2%)
  • 100万円超200万円以下:508.1万人(23.4%)
  • 200万円超300万円以下:461.7万人(21.3%)
  • 300万円超400万円以下:374.9万人(17.3%)
  • 400万円超500万円以下:231.2万人(10.7%)
  • 500万円超600万円以下:122.8万人(5.7%)
  • 600万円超700万円以下:57.4万人(2.6%)
  • 700万円超800万円以下:31.9万人(1.5%)
  • 800万円超900万円以下:17.6万人(0.8%)
  • 900万円超1000万円以下:8.9万人(0.4%)
  • 1000万円超:23.7万人(1.1%)

全体の割合では、「300万円超400万円以下」が最も多い結果となりました。