パパに育休をとってもらって良かった?妻の本音
Aさんの場合、妻も同じく育休を取得していました。
2人目の出産でしたが、お兄ちゃんのときとは違う体力の低下を感じ、出産後もなかなか体調不良が治らなかったようです。
ただし育休手当が減ることを懸念して、育休期間は延長しないことに決めました。広く普及している「女性の育休」でも、やはり経済面での不安は払拭されないようですね。
夫が育休を取得したことに関しては、「お兄ちゃんのお世話も頼めたので本当に助かった」ということです。
Bさんの場合、経済的不安はさらに大きいものでした。自営業なので自分自身の収入はゼロに。しかし「今は貯金ができない時期」と割り切り、夫婦で育児を楽しむことを優先できたようです。
ちなみに国民年金には、「国民年金保険料の産前産後期間の免除制度」があります。
出産予定日または出産日が属する月の前月から4カ月間免除されるという制度です。自営業者が出産・育児をするときには、こうした制度を最大限利用することが大切ですね。
AさんもBさんも経済的不安を抱えていたものの、夫の育休には肯定的な感想を抱いていました。SNS等で厳しい声があがることもありますが、「他の人にもおすすめしたい」と感じたようです。