産業別の離職率はどうか

ここからは同様に厚生労働省の資料から、主な産業別の離職率についてみていきましょう。

全体合計

  • H29年3月卒:32.8%
  • H30年3月卒:31.2%

宿泊業、飲食サービス業

  • H29年3月卒:52.6%
  • H30年3月卒:51.5%

教育、学習支援業

  • H29年3月卒:45.6%
  • H30年3月卒:45.6%

小売業

  • H29年3月卒:39.3%
  • H30年3月卒:37.4%

医療、福祉

  • H29年3月卒:38.4%
  • H30年3月卒:38.6%

金融業、保険業

  • H29年3月卒:24.8%
  • H30年3月卒:24.2%

電気・ガス・熱供給・水道業

  • H29年3月卒:11.4%
  • H30年3月卒:11.1%

このようにみていくと、一口に3年以内の離職率といっても、業界ごとにかなり差があることがわかります。

出所:厚生労働省

最も離職率が高いのが「宿泊業、飲食サービス業」で、最も低いのが「電気・ガス・熱供給・水道業」だということが見えてきます。

最初の就職先で長く勤めようと思えば、会社選びもそうですが、業界選びも重要ということが見えてきます。