最も多い種類は「外国株式投資信託」国内株式投資信託を追い越す結果に

投資信託といっても、さまざまな種類があります。

現在保有層が保有している投信の種類を見ていきましょう。

出典:一般社団法人投資信託協会「2021年度投資信託に関するアンケート調査報告書(投資信託協会)」

2021年の投資信託の保有種類

  • 外国株式投資信託:53.9%
  • 国内株式投資信託:50.2%
  • 分散型投資信託:22.8%
  • 国内債権投資信託:15.1%
  • 外国債券投資信託:14.9%
  • ETF:11.6%
  • 国内不動産投信(Jリート)に投資する投資信託:9.8%
  • 外国の不動産投信に投資する投資信託:7.8%
  • 国内不動産投信(Jリート):5.4%
  • その他:0.6%

2020年は国内株式投資信託が54.4%でしたが2021年には約4ポイント下がり、逆に外国株式投資信託は前年比で約10ポイントも増加しています。

年々、国内株式投資信託が減り、外国株式投資信託が増えているようです。

特に若い世代の方ではつみたてNISAをはじめる方が増えていますが、つみたてNISAの非課税期間は最長20年間です。20年間と長期間投資するとなると、どのような社会情勢でも成長できる先に投資したいと考える方は多いでしょう。

コロナ禍では「いつ何が起こるかわからない」という危機感を感じた方が多いのではないでしょうか。

そういった状況では日本といった一国ではなく、幅広く成長できる世界に分散された投資信託を選ぶ方が増えているでしょう。