【投資信託】30代と60代の保有が前年比で約2ポイント増加
同調査によると、投資信託を現在保有している人は27.9%。
2019年から2020年は1.1ポイントの増加ですが、2020年から2021年は4.5ポイントと大きく増加しています。
コロナ禍によるお家時間の増加や将来への不安が影響したのでしょうか。
保有層の年代構成をみると、以下の通り。
投資信託現在保有層の年代構成:2021年(2020年)
- 20代:11.4%(11.1%)
- 30代:18.1%(15.8%)
- 40代:21.0%(20.2%)
- 50代:16.4%(16.5%)
- 60代:16.8%(19.4%)
- 70代:16.2%(16.9%)
前年比に比べると30代が2.3ポイント、60代が2.6ポイントと他の年代に比べて増加しています。
60代は退職金が入る年代でもあり、一部で運用をはじめる方も多いでしょう。セカンドライフがはじまる年代なので、資金寿命を伸ばすことに関心が高い方も多い世代です。
一方の30代はまだ若く、老後までに時間があります。ただ住宅ローンや教育費を抱える方も多く、あわせて老後資金を貯めるとなると不安を覚える方も多いでしょう。
実際に住宅ローンを払いながら教育費を貯める中で、資産運用を取り入れる必要性も感じる方が多いのではないでしょうか。